【※閲覧注意】歴史に蠢く危険な二つ名・異名【食人鬼編】
今回の記事は、猟奇的・暴力的内容を含みます。
しかも「食人鬼」の異名を扱っているのでかなりグロい内容になります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カニバリズム
異名 【イミョウ】
1 本名、本来の名称以外の名。一名。別名。異称。いめい。
2 あだ名。いめい。「大酒飲みで、うわばみの―をとる」
出典:デジタル大辞泉
繰り返しますが「閲覧注意」です!
覚悟完了している方はどうぞ!!
目次
危険な二つ名・異名集
人食い宿の主人:カール・デンケ
カール・デンケ
1870年8月12日~1924年12月22日
後述するフリッツ・ハールマンと同時期のドイルで暗躍した殺人鬼。
もっとも有名な食人鬼のひとりです。
他の殺人鬼たちが性的な趣向において食人を行うケースが多い中、彼の場合は「経済的な理由」という非常にわかりやすい理由で犯行を行いました。
カール・デンケは下宿所を営んでおり、ホームレスを無料で泊めるなど慈善活動家として知られ「パパ・ゲンテ」というあだ名で親しまれていたそうです。
下宿をさせていたホームレスを襲った際に犯行が発覚。
まめな人物だったようで3年間にも渡る殺害の記録が残されていました。
この事件の背景には第一次世界大戦直後の敗戦国ドイツというものがあります。
無政府状態となったドイツにおいて数多くのホームレスの誕生やモラルの崩壊など様々な要因によって誕生した殺人鬼といえます。
こういった混乱は後にナチスの台頭を許すことになります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カール・デンケ
ミルウォーキーの食人鬼:ジェフリー・ダーマー
ジェフリー・ダーマー
1960年5月21日~1994年11月28日
1978年から1991年にかけて、主にオハイオ州やウィスコンシン州で活動をした殺人鬼。
17人の青少年を絞殺し、死姦、死体切断、人肉食を行いました。
異名の由来はミルウォーキーという都市で犯行を重ねたためです。
非常におぞましい事件ですが、この事件にはポイントがあります。
理想のパートナーを自身で作り出そうとしたこと
そのために、初期の段階ではマネキンを盗んだり、死体を盗もうとしていました。後にエスカレートをして「ロボトミー手術」を複数回被害者に試しています。
また、この一連の事件では警察の無能さが指摘されています。警察がしっかりと機能していれば未然に防ぐことが出来たタイミンが存在したからです。
ジェフリー・ダーマーが犯罪を行った「オックスフォード・アパートメント213号室」は「ザ・シュライン・オヴ・ジェフリー・ダーマー(ジェフリー・ダーマーの神殿)」として犯罪史に名を残しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェフリー・ダーマー
肉屋の主人:アルミン・マイヴェス
アルミン・マイヴェス
1961年12月1日~
食人、殺人を行ったドイツの殺人鬼です。
この事件には複数のポイントが存在しています。
- 食べられたい被害者をインターネットで募集していた
- 殺害までのビデオテープが存在している
- 加害者と被害者がふたりで身体を食べている
この事件は「被害者が望んでいたことをアルミン・マイヴェスが叶えた」という点において非常に特異な事件です。
信じられませんが、被害者の身体を加害者と被害者で食事しています。
最終的には被害者の希望にそい殺害。数ヶ月に渡って遺体を食したそうです。
事件後に、再びインターネット上で募集をしたことで逮捕されました。
この事件は被害者が犯行に加担しているため、判決が注目されました。
最終的には「再犯のおそれ」が焦点となり終身刑となったようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルミン・マイヴェス
月夜の狂人:エド・ゲイン
エド・ゲイン(エドワード・セオドア・ゲイン)
1906年8月27日~1984年7月26日
アメリカの殺人鬼で有罪判決は2人の人間の殺害のみ。
彼がここまで有名な理由は「死体を使ったオブジェ」の作成があるためです。
- 人間の皮で作ったランプシェード
- 女性の胴体の皮膚で作った胴着
- 人間の肉で作った靴下など
様々なオブジェを死体を使って製作しています。
その異常性から犯罪史において名を残しています。
異名の由来は「満月の夜に女性の遺体で作った服をまとって踊り狂った」ことから。
世界を震撼させたこの事件はのちの様々な作品に影響を与えています。
- 映画「サイコ」の主人公のモデル
- 映画「羊たちの沈黙」バッファロー・ビルのモデルなど
また、エド・ゲインを題材として映画「エド・ゲイン」も2000年に公開されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エド・ゲイン
ハノーファーの屠殺人:フリッツ・ハールマン
フリードリヒ・”フリッツ”・ハインリヒ・カール・ハールマン
1879年10月25日~1925年4月15日
ドイツでもっとも有名な殺人鬼のひとり。
ハノーファーで活動を行ったためにこの異名で呼ばれています。
また、別の異名に「探偵:ハールマン」や「ハールマン刑事」というものがあります。
これは彼の職業が警察に情報を提供する有能な情報屋だったためです。
ハールマンが人肉を売買している噂は初期からあったそうです。
しかし警察との関係から本格的に捜査が行われることはなかったようです。このことは事件発覚後に警察に非難が集中する原因となります。
彼の犯行がエスカレートとしたのはハンス・グランスという16歳の美少年と共に犯行を行うようになってからです。
彼らの犠牲になった被害者は少なくとも28人。
実際にはもっと多くの被害者が出ている事件だと言われています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/フリッツ・ハールマン
まとめ
歴史に蠢く危険な二つ名・異名【食人鬼編】いかがだったでしょうか?
かなりグロい内容なのでソフトに書くのに苦労しました。
月並みな言葉ですが「一番怖いのは人間」と調べる度に思います。
前回もご紹介させて頂きましたが下記のサイトが非常に面白いです。
言わずもがなですが「閲覧は自己責任」でお願いします!
それでは。