ハーレム系主人公もびっくりなモテまくる神様たち
「ハーレム系主人公」という言葉をご存知でしょうか?
- 特に理由もなくやたらもてる
- 複数の異性に囲まれる環境に居る
- 多くの場合、結果的にハーレムを築いている
簡単に言うと女の敵であり、同時に男の敵でもあります。
このような性質を持った主人公を「ハーレム系主人公」と呼びます。
このような性質を持った人物はいまに始まったことではありません。
今回は神話の世界に居る「ハーレム系神様」のご紹介。
とりあえずモテまくる神々をピックアップしています!
神話に登場するハーレム系神様集
ギリシャ神話:ゼウス
ギリシャ神話の最高神にして、社会秩序を司る天空神。
神々の王として君臨する神様です。
- 黄金の雨に化けて孕ませる
- 白鳥に化けて孕ませる
- 黒い雲に化けて孕ませる
などなどエロゲ主人公もビックリの性遍歴を持った神様です。
その度に妻のヘラがマジギレをして浮気相手や子どもに不幸が訪れます。
迷惑この上ない神様なのですが、広く愛されていたようです。
最高神の立場にいながら「人間臭い」側面が親しみやすかったのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゼウス
ギリシャ神話:アポロン
オリュンポス十二神に属し、最高神ゼウスの息子。
芸術、太陽、医術、牧畜、拳闘など幅広い分野の神としても信仰されています。
- 古典時代のギリシアにおいては理想の青年像
- もっとも父ゼウスの栄光を受け継いだ人物
- 双子の妹も永遠の処女を誓った超絶美女
最高神ゼウスの栄光をもっとも色濃く受け継いだ美男子の代名詞的人物。
「ギリシャ彫刻のような…」という美しさはまさしくアポロンを指しています。
これだけモテ要素があるですが、残っているエピソードは悲恋が多いです。
意中の相手とは上手くいかない業を背負った悲しい神様です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アポロン
ケルト神話:オェングス
ケルト神話の愛と若さ、美を司る神様です。
父親はケルト神話の最高神ダグダというエリート家系の出身。
- 住んでいる場所が「妖精の国」。しかも王様
- 口づけが小鳥になり、さえずる声が若者の心に恋心になって飛び込む
- 竪琴の名手で、演奏を聞くと誰もが恋をするレベル
精神的にもイケメンで、恋を手助けするエピソードも。
恋人たちを護る神様でもあり、優しいエピソードが満載です。
こんなオェングスですが、自身は「恋の病」で倒れてしまったことも。
ちょっと抜けているところも女性にモテそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/オェングス
北欧神話:バルドル
北欧神話の光の神。
散文エッダによると「良い事しか語れない。神々の良心」と大絶賛。
- すべての神々が愛する祝福されし者
- 素晴らしい美貌と知識を持った光の神
- 純真無垢でキワモノ揃いの神々の良心
愛され系の神様だったようです。
しかし、嫉妬したロキの奸計によってヤドリギに突かれ死亡します。
この事件はラグナロクへと繋がっていきます。
ちなみに、ヤドリギとは皆川漫画で有名な「ミスティルテイン」の別名です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/バルドル
インド神話:クリシュナ
「すべてを魅了する者」、「黒い者」の異名を持つ神。
ヴァシュヌの化身のひとつとされる英雄です。
- 女性を虜にするイケメン
- 嫁の数は16,000人
- 数々の武勇を誇るインド神話の英雄
数々のモテまくり伝説と武勇を持つチート人物。
しかし最期は間違って猟師に唯一の弱点である踵を矢で打たれてしまい絶命。
ヴァシュヌの化身のひとつなのですが、その中でも非常に人気のある神様です。
特に大衆人気が強く未だに愛されているそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/クリシュナ
まとめ
モテまくる神様たちいかがだったでしょうか?
神話関連の記事はまだ少ないのですが今後増やしていきます。
内容の面白さだけではなく神話は名称がカッコイイものが多い!
神話を技の元ネタにしている漫画「ARMS」を見て頂ければそれが伝わるはず。
それでは、本日はこのへんで!