世界の「人種・国家に対する」スラング【そのルーツと意味】

今回の記事は過去に絵動-kaiDo-に出張記事として書いた記事の再編集記事になります。
今回は世界の「人種や国家」に対するスラングを紹介させて頂きます。

映画やゲームなどで頻繁に利用されるスラング。
意味や由来を知ればよりその作品を楽しむことができるかもしれません。

ちなみに、日常生活で使うと結構洒落にならないケースに発展する可能性があります。
くれぐれもご注意ください。FPSなどでも使っちゃダメですよ。

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世界の「人種・国家に対する」スラング

そもそもスラングとは?

スラング(slang)とは、特定の集団やコミュニティでのみ通用する隠語・略語。俗語を指します。そのため「スラング=蔑称」というわけではありません。

ただしスラングは「一般的な場では言いにくい言葉」などを隠語や略称で使うことを基本としているので、蔑称などの差別的な言葉や犯罪などの言葉も多いのも事実です

その点に十分注意をしてください。
それでは、人種や国家に対するスラングを由来や意味を含めて解説していきます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スラング

イエローモンキー

一度は聞いたことがある東洋人(黄色人種)に対する蔑称です。
黄色人種脅威論、いわゆる黄禍論全盛期の時代に言われた人種差別用語です。
日本人単体に対しては「ジャップ」が最も有名な蔑称かもしれません。

https://ja.wikipedia.org/wiki/黄禍論

  • バナナ…見た目は黄色人種(黄色)中身は白人的思想(白色)から
  • エコノミックアニマル…経済的利益ばかり求める姿勢から
  • 日本鬼子…アジア圏の日本への蔑称。ただし、日本人は萌えキャラにした

個人的には「バナナ」がセンスがあると思います。

また、日本鬼子に関しては「日本鬼子(ひのもと おにこ)」という萌えキャラとして扱う動きがあり、pixivなどを中心に様々な画像がアップロードされています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本鬼子 (キャラクター)

ライミー

ライミーは「イギリス人に対する蔑称」となっています。
ライミーは果物の「ライム」から来ており、「ライム野郎」的なニュアンスです。

ライムとイギリス人の関係は大航海時代に恐れられた病気「壊血病」が関係しています。壊血病はビタミンC不足から起こる病気で免疫力の低下から最悪死に至る病気です。

イギリス海軍省のジェームズ・リンドによって壊血病は「柑橘類と新鮮な野菜を用いることで予防と治療が可能」と提唱され、それから段階的に壊血病は撲滅されていきます。

壊血病の予防としてイギリス海軍が使用したのが「ライム」であり、ライムジュースを服用するイギリス人を「ライミー」と呼ぶようになったそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/壊血病

クラウト

クラウトは「ドイツ人に対する蔑称」となっています。

クラフトは「キャベツの漬物であるザワークラウト」から来ており、「キャベツ野郎」的なニュアンスです。ザワークラウトもライムと同じく、壊血病予防として使用されていました。

また、ドイツでは非常にポピュラーな食べ物で、イギリス人が壊血病対策をザワークラウトからライムに移行した後もドイツ人はザワークラウトを使い続けました。

そのため、ドイツ人に対して「クラフト」と呼ぶようになったそうです。

ザワークラウトはそもそも高くドイツの料理のようなイメージがあったそうで、ドイツへのイメージが悪くなると近隣国が蔑称として「クラフト」と呼んだそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ザワークラウト

フロッギー

フロッギーは「フランス人に対する蔑称」となっています。
フロッギーはカエルをさす言葉で、「カエル野郎」的なニュアンスです。

これはフランス料理でカエルを食す文化を小馬鹿にした蔑称で、 frog eater (フロッグ・イーター)やJohnny Crapaud(ジョニー・クラポー)とも呼ばれています。

「サレンダーモンキー」という蔑称もあり、これは「Cheese-eating surrender monkeys(チーズを食べながら降伏するサル野郎ども)」の略称で、フランス軍の敗北の歴史や嫌仏感情が高まった中で生まれた用語のようです。

なかなか激しい言葉ですね……

https://ja.wikipedia.org/wiki/サレンダーモンキー

エクスコン

エクスコンは「オーストラリア人に対する蔑称」となっています。

エクスコン (Ex-con)は、受刑者を意味するEx-convictの略称で、過去にイギリスの流刑地だったことを皮肉った蔑称です。「罪人の子孫」のようなニュアンスになると思います。

ある英国人がオーストラリアへ移住しようと移民局で手続きを始めました
移民局:「犯罪歴はありますか?」
英国人:「やはり必要なんですか?」

というブラックジョークがありますが、同じく流刑地だったことを皮肉ったジョークとなっています。イギリス人のブラックジョークはキレッキレのものが多いですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ブラックジョーク

まとめ

世界の「人種・国家に対する」スラング【そのルーツと意味】いかがだったでしょうか?
ちょっと特殊な内容のご紹介でしたが楽しんで頂ければ幸いです。

蔑称なので日常的に使うことは非常に良くないのですが、言葉の中に文化・風俗・歴史が透けて見えるのが非常に面白いと思います。

透けて見える点では、各国のジョークもオススメです!
上記でも紹介していますがイギリス人のブラックジョークはキレが違います。

「嫌味」も洗練されると高度な笑いになるのは非常に興味深い話です。
名言集というかたちでパンチが効いた言葉の数々をいずれまとめたいと思います。

あと個人的に汚い言葉と言えば「サウスパーク」。字幕版がオススメです。
それでは、本日はこれで失礼します!

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