【完結作のみ】愛してやまない歴史漫画
本日は、オススメの完結済み「歴史系漫画」のご紹介!
歴史好きにはもってこいの漫画を5作品紹介しています。
愛してやまない歴史漫画5選
センゴク
実在した武将である仙石権兵衛秀久を主人公に、いわゆる戦国時代を描いた漫画作品になっています。浅井家の滅亡までを描いたセンゴクの第一部となります。
独特の歴史考察の面白さ、漫画作品としての面白さが楽しめる作品で現在は第三部が連載中という人気作品になっています。
特に第二部からは、作者の漫画としての作画が確固たるものとなり「シーンの迫力」、登場人物の「散り際」が見事。特に長篠の戦いは敵側である武田側を応援してしまうほどでした。
戦国時代を漫画で知りたい方にもオススメの作品です!
蒼天航路
このサイトでも度々紹介していますが、三国志を描いた作品で曹操を主人公にしています。三国志漫画と言えば横山光輝の「三国志」が代表格ですが、並ぶほどに魅力的な作品だと思います。
歴史事実よりも「漫画的表現」「漫画的流れ」を優先しているので、ある程度、三国志を知った後に読んだほうがより作品を楽しむことが出来ます。
イキイキとした登場人物が、縦横無尽に三国志の世界を駆け回る、非常に娯楽性の高い作品になっています。個人的には世界一カッコイイ郭嘉と董卓が見られる作品だと思っています。
花の慶次-雲のかなたに-
隆慶一郎の歴史小説一夢庵風流記」を原作に北斗の拳で有名な原哲夫が漫画化した作品。原哲夫先生の漫画はすべて読んでいますが「影武者徳川家康」とツートップで好きな作品です。
主人公は傾奇者:前田慶次で、破天荒で奔放な冒険活劇が楽しめます。歴史小説を原作に、少年漫画としての脚色がかなり入っている作品なので、あくまで漫画として楽しむのが正しい読み方です。
少年ジャンプでは、コブラ、冴羽獠と並ぶ漢(おとこ)的なカッコよさを持った主人公。流行りを超えた魅力がある作品なので未読の方にはオススメの作品です。
封神演義
中国明代に成立した小説「封神演義を原作に、様々なオリジナル要素を詰め込んだ藤崎竜の漫画作品。少年漫画らしいコミカルさと原作のエグさが混ざり合った素敵な作品です。
良くも悪くも「ストレート」な主人公が多いジャンプ作品において、頭脳中心(時には卑怯に)で戦う太公望は非常に魅力的でした。
巻が進むにつれて面白くなっていく作品で、特に聞仲との戦いを描いた仙界大戦付近の盛り上がりは異常です。何度読み返しても、不器用な男たちの衝突が愛おしい……
漫画のラストは歴代ジャンプ作品で最高と呼べる仕上がり。
人を選ぶ作家ですが、オススメです!
シグルイ
小説家:南條範夫の「駿河城御前試合」を原作に漫画家:山口貴由が様々な脚色を加えたオリジナリティ豊かな漫画作品に仕上がっています。
隻腕の剣士と盲目剣士の試合を中心に描かれ「なぜ戦うことになったのか?」「なぜ隻腕に、盲目になったのか?」を紐解きながら物語が進行していく流れになっています。
特筆すべきは「残酷」という表現。肉体的な損傷という意味での残酷描写だけでなく、当時の武士社会にあった理不尽さ、不条理さが強く描かれた作品であらゆる意味での「残酷さ」が描かれています。
強烈に人を選ぶ作品ですが、ハマる人はとことんハマる作品です。
まとめ
愛してやまない歴史漫画いかがだったでしょうか?
紹介した作品はすべて完結済みなので、暇つぶしにはもってこい作品たちです。
最近は雨の日が多いので、休日のお供にいかがでしょうか。
すべてオススメなので、ぜひ、手にとってみてください!
それでは本日は失礼します。
宗岡(@pre_muneoka)でした!