【世界の神話】語り継がれる美しき女神たち
本日は久々の「神話系記事」の更新となります。
テーマはずばり「女神」。世界の神話に登場する美しき女神たちをご紹介していきます!
世界の神話に登場した美しい女神たちをお楽しみください!
語り継がれる美しき女神たち
男性器より生まれた女神:アプロディーテー
ギリシャ神話に登場する愛と美と性を司る女神で「ヴィーナス」として有名。
美しい女性の象徴として引用されるなど世界的に有名な美の女神です。
- 美しさが原因でトロイア戦争が勃発する
- 複数の愛人を持つ奔放な女神
- 恋心と性愛を司る神エロースの母親とされる
切り落とされたゼウスの父親クロノスの男性器にまとわりついた泡から誕生したと言われる女神。名前も「泡」を意味するアフロスを由来としているそうです。
気の強い女性だったようでしばしば他の女神と揉め事を起こしています。そのため他の女神たちとは折り合いが悪かったようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アプロディーテー
永遠の処女:アルテミス
太陽神アポロンの双子の妹で「月の女神」で、父ゼウスに永遠の処女を誓った貞潔の女神でもあります。銀の矢を使う狩猟の女神としても有名。
- 兄は超絶美男子で有名なアポロン
- 森の野生動物たちなどの弱者の守護神
- 疫病と死をもたらす恐ろしい女神の側面を持つ
母親を暴行しようとした巨人を撃退する、純潔の誓いを破ったニンフを熊に変えて追放するなど気性の荒いギリシャ神話の女神なので攻撃的な側面も持っています。
そんなアルテミスが唯一、気を許したオーリーオーンは兄アポロンの姦計によって自らの矢で射殺してしまうという悲劇的な物語も残っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルテミス
女性の美徳と悪徳を併せ持つ女神:フレイヤ
北欧神話に登場する女神で「美・愛・豊饒・戦い・魔法・死」など守護する女神。美しく、自由奔放、残酷で、性に奔放という女性の美徳と悪徳を併せ持つ女神です。
- 神、人間、小人など様々な男性と関係を持つ
- ヴァルキリーたちの長である
- 死と破壊を好む残酷な一面があったとされる
北欧神話の中でもっとも美しい女神ですが、ブリーシンガメンの首飾りを得るために醜い4人の小人たちに身体を自由にさせるなど性に奔放な側面もあります。
戦場で死んだ戦士たちをオーディンと分け合うとされており、死や破壊を好んだとも言われています。美しく残酷な女神……絵に描いたような悪女と言った感じですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/フレイヤ
処女懐妊:イシス
エジプト神話に登場する、冥界の王であるオシリスの妹であり妻である女神。人の身で、両腕は羽根、夫であるオシリスの棺を守っている姿で描かれる女神です。
- 処女のままホルスを身ごもったとされる
- 献身的な母や妻として描かれることが多い
- 中世ヨーロッパでは魔女の元祖として信仰されていた
イシスの「処女懐妊」のエピソードはキリスト教の聖母マリアに強い影響を与えたとされ、類似するエピソードが多々あるそうです。
玉座(現世の王権)を神格化した姿とも言われ「夫オシリスの玉座を守る者」または「息子ホルスの玉座を守る者」として、献身的な母や妻として描かれることが多い女神です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/イシス
日本最古の踊り子:アメノウズメ
日本神話に登場する女神で登場するエピソードでもっとも有名なものは「岩戸隠れ」です。引きこもった天照大神に戸を開けさせた日本最古の踊り子として有名です。
- 芸能・技芸全般の神として信仰されている
- 「岩戸隠れ」で天照大神にとを開けさせた女神
- 猿女君の始祖であると言われている
芸能の女神で、福の神、おたふく、おかめとも呼ばれているそうです。京都の芸能神社などで祀られており、現在も芸能の神として全国に信仰する神社が存在しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アメノウズメ
まとめ
語り継がれる美しき女神たちいかがだったでしょうか?
久々の神話記事でしたが、個人的に好きな分野なので今後も書いていきたいと思います。
魅力的な神々の紹介や神々が使った武器の紹介などストックが結構あるので、4月~5月は「神話強化月間」として記事を書いていきますのでよろしくお願いします。
それでは、本日はこの辺で失礼します!